はちみつを買うときに純粋はちみつと書かれているラベルを目にしたことがあると思います。
しかし、純粋はちみつと書かれているだけでは非加熱の生はちみつとは限らないのです。
今回はラベルだけでは生はちみつかどうか判断がつかないということを紹介していきます。
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加熱していても純粋はちみつと表記できる
実は、加熱処理をされているはちみつでも純粋はちみつと表記ができます。
では純粋はちみつの定義はどういったものなのでしょう。
純粋はちみつとは成分を変化させていないはちみつ
純粋はちみつとは、はちみつに対して糖や添加物など手を加えてないはちみつなら純粋はちみつと言えてしまうそうです。
なので、熱処理がされていたとしても純粋はちみつと表記ができてしまいます。しかし、水分含有量が23%以下、果糖とブドウ糖の合計含有量がはちみつ100gに対して60g以上含まれていないといけないなどの品質基準があることも確かです。
熱処理することで、生はちみつに含まれるようなビタミンやミネラルなどは減少してしまうので純粋はちみつなら生はちみつと同じ効果が得られると思うのは間違いなので気を付けてください。
加糖はちみつと精製はちみつは栄養が少ない、、、
純粋はちみつのほかに加糖はちみつと、精製はちみつがあります。しかし、この2つははちみつを食べて健康になろうと思っている人には効果がないので選ばないようにしてほしいです。
加糖はちみつとは
加糖はちみつとは、水あめや砂糖などの甘みが足されたはちみつです。はちみつの含有量が60%以上あればはちみつと表記できますが、加糖はちみつははちみつ本来の味は楽しめないし、栄養価もかなり低下しています。なので、はちみつのビタミン・ミネラルはかなり少なくはちみつの殺菌効果もありません。
精製はちみつとは
精製はちみつとは、加熱することでまだ熟成されていない水っぽいはちみつの水分を飛ばし糖度を高めたはちみつです。精製はちみつは加熱処理されているので、加糖はちみつよりも栄養素が壊れているそうです。
ラベルからは非加熱はちみつかわからない
何と、日本の「はちみつ類の表示に関する公正競争規約」というものによれば、天然・生・完熟・ナチュラルなどの類似の意味の言葉を使う場合、純粋・ピュアのどちらかの言葉に統一しなければならないとなっているそうです。
なので、商品に非加熱はちみつや生はちみつと付加価値を前面に押し出してしてはちみつを表記できないそうなのです。
なので本物の非加熱はちみつをラベルだけで判断することはできません。
じゃあどうすれば非加熱はちみつを購入できるのでしょう?
買うならはちみつ専門店かネットショップ
僕の販売しているはちみつは正真正銘の非加熱はちみつなのでぜひ買ってほしいのですが、もし味やいろいろ話を聞きながらはちみつを選びたい方は、近くにはちみつ専門店がないか調べてみてください。専門店なら本物のはちみつ好きが経営されていると思うので、より自分好みの非加熱はちみつを紹介してもらえるかもしれません。
ネットショップでは、今は養蜂家の方も通販をやっている方がたくさんいるので、養蜂家さんの思いなどを知り選んでみることもいいと思います。
くどいようですが、僕も非加熱はちみつの通販をやっています。一度オンラインショップものぞいてもらって思いやこだわりを知ってもらえたらうれしいです。本当に、はちみつ本来の甘みや風味を楽しんでもらえると思っています。