日本では近年、様々な災害が起きています。そんな時に、一番困るのはトイレと食事だと言われています。トイレの方は、段ボールで作れる簡易トイレを確保しておくといいと思います。食事の方は様々な保存食が作られており、美味しいものもたくさんあります。その保存食の中に、栄養豊富なはちみつも備蓄しておいてほしいと思います。
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はちみつは邪魔にもならず保存がきくから保存食に最適。
保存食を確保している家庭は少ない
万が一の時のために保存食を確保している家庭はそんなに多くないと思います。2019年のアンケート調査では約半数の家庭でレトルト食品や缶詰の備蓄をしていないという結果が出ています。保存食を備蓄しようと思うと、場所をとるしいつの間にか消費期限が過ぎていることもあります。
はちみつを保存食にするメリット
賞味期限が長い
普段から食べれて腐らせない
持ち運び簡単
栄養満点
はちみつは普通の生活でも食べれて邪魔にならない
保存食を備蓄しようと思うと、場所をとるし消費期限の管理が面倒だと感じる人がいると思います。しかし、はちみつなら、その心配はありません。はちみつは、パンに塗ったり、ヨーグルトにかけたりと普段の食事から食べてもらえるので場所をとることはないし、普段から使ってもらえるので消費期限が知らないうちに過ぎてしまって捨てることもないと思います。
大きい瓶でまとめて大量に買う人も、はちみつを食べるたり使う時には小さい容器に移し替えながらはちみつを使うと思います。なので、はちみつは保存食だからと言って広い場所を占拠されることはありません。それに栄養豊富なはちみつを、保存食だけと思って食べないのは本当にもったいないことなのでどんどん食べて新しいはちみつに入れ替えてください。
はちみつは賞味期限が長い
はちみつはすごく賞味期限が長いんです。しかも、常温保存をしても腐りません。
はちみつに含まれる抗菌、殺菌作用によってはちみつの中でばい菌が繁殖することはできません。しかし、光には弱く光に触れることで発酵してしまうので暗い場所そして、常温で腐らないとはいえ夏場などはできるだけ涼しい場所に保管してください。特に、日本ミツバチのはちみつは、西洋ミツバチが作るはちみつに比べ巣の中での熟成期間が長いので発酵しやすく冷暗所での保存が必要です。
持ち運び簡単
はちみつはビンやプラスチック容器に入っているもがほとんどです。しかし、僕のおすすめはスティックタイプのはちみつです。
これなら全く邪魔にもならないし、何より持ち運び簡単でスプーンなどの道具も使う必要もありません。まさに災害時には、はちみつスティックを持って避難すればはちみつを食べることができます。
災害時だけでなく、はちみつ好きの方なら外出先でも簡単にはちみつが食べられてカバンの中もすっきり持ち運べるのでおススメです。
はちみつ栄養満点
はちみつは保存がきいて邪魔にならないから保存食に最適!だと言われても栄養が含まれていなければ保存食とはなりません。しかしはちみつにはしっかりと栄養が含まれています。
はちみつには、素早く体に吸収できる果糖やブドウ糖、ビタミン・ミネラル・アミノ酸など190種類の栄養がバランスよく含まれています。
はちみつの糖分は砂糖などのショ糖と違い、単糖類のブドウ糖と果糖です。この単糖類のおかげで消化器系に負担をかけることなく素早くエネルギー補給ができ疲労回復ができます。
その他にも、殺菌効果による風邪予防や腸内環境を整えて免疫力アップなどの効果があります。
3か月間とはちみつと牛乳だけで生活してみた学者の結果
アメリカに3か月間、はちみつと牛乳だけで生活するという実験をした学者がいました。その結果、体調はすごくよかったがビタミンCだけ体内で不足していたそうです。牛乳も飲んでいたので、はちみつだけの栄養で十分とは断言できませんがはちみつにはかなり豊富な栄養が含まれていると思いませんか?そして、はちみつに含まれている栄養でビタミンCは他の栄養と比べると不足しています。
保存食もはちみつだけではダメ
はちみつは豊富な栄養が含まれているのでぜひ保存食として備蓄しておいてほしいと思います。しかし、いくらはちみつに豊富に栄養が含まれていると言ってもはちみつだけでお腹はふくれないし、足りない栄養も出てきます。なので、はちみつ以外の保存食を備蓄しておいてほしいです。何もないよりは、マシなのではちみつをメインとして保存食を考えてもらう機会になったらいいです。